パンダコパンダ
こんにちは。
よっしーです。先日、仕事仲間と映画の話をしていたら、宮崎駿監督「風立ちぬ」を私だけ見ていないという事実に気づかされまして、別にそれがどうしたって感じなんですけど、面白いらしいので早速TSUTAYAに借りに行きました。
店員さんに聞いてジブリコーナーの前に着いたんですけど、そういえば「パンダコパンダ」も観ていないことに気づいたんですね。なので、借りてみました。
ただ、家に帰ってみたら「風立ちぬ」をブルーレイディスクで借りていてショック←うちでは観れない…まあ。気を取り直して、とりあえずこの作品だけ観ました。
これがほっこりしていて、いい作品だったのでご紹介しますね。
【今日紹介する作品】
この作品は、1972年12月17日に公開されているんですよ。東宝チャンピオンまつりの中の1本で、「ゴジラ電撃大作戦」「怪獣大奮戦ダイゴロウ対ゴリアス」と併映された34分の作品なんです。ダイゴロウって、怪獣がいることをこの作品を通じて知りましたけど、どんな怪獣なんだ‼「ちゃーーーん」って鳴くのか!それとも、でっかいペットボトルの怪獣か?めっちゃ、なぞ‼
1972年といえば、日本と中国の国交が回復してパンダが上野動物園に来た年なんですね。そして、パンダブームが起こるんですが、そんなか公開された映画なんです。この年、私はまだ生まれていませんが、よく小学生のときに動物園にパンダ見に行きましたね。動かないし、よく見えない場所に座り込んでる場合も多いんですけどね。あと、ペンギンね。そして、あの動物園のモノレールが好きだったな~。あっ、話脱線しました!ごめんなさい。
ただ、このDVDに収録されている高畑勲監督のインタビューによれば、このパンダブームより前に企画は出されていたみたいですね。実は、東宝だけではなく東映からもパンダ映画が生まれていまして、「パンダの冒険」という作品もあります。
さて、作品内容を紹介しますと、
埼玉県の北秋津に、ミミちゃんという少女とおばあちゃんが住んでいるんですね。おばあちゃんが、法事でミミちゃんはひとりでお留守番をすることになるんです。ミミちゃんは、元気で明るいさわやかな女の子(声は杉山佳寿子さんーハイジの声の人)。家事もできますから、全然平気に楽しくお留守番をしています。
そんなところに、パンダが現れちゃうんです。こういう日常に不思議なことが起こるのを児童文学では「エブリデイマジック」といういうらしいですよ。
このパンダは、「となりのトトロ」の原型となっているんですね。笑うところなんか、トトロそのもの(笑)「となりのトトロ」を観ている方は、観てみるといいですよ。
そんなとなりのトトロ的パンダ(パパパンダとコパンダ)と暮らしていくことになるミミちゃん。おばあちゃんは、いつ帰ってくるんだか分かりません(笑)
で、みなさん。このパンダってどこから来たんだと思います?
そう!
動物園なんです。
物語の後半、動物園の園長さんがパパパンダとコパンダに帰ってくれるように、丁重にお願いするのですが…このオチがなんともいいですよ。ほっこり100%。
なんかほっこりしたいなぁ~と思っている方には、特におすすめですよ!